コミュ障でも実践可能な信頼関係形成術

こんにちは~

イラストレーターのなべです!

AIがどんなに発達しても人と人とのコミュニケーションはなくならないですよね。

むしろだからこそより一層信頼関係の構築が必要になってきます。

しかし

「人と信頼関係を築きたいけど何をしたらよいかわからない」

と思っている人は多いと思います。

実は僕は超が付くほどの引きこもり人間で、人と話すととても緊張してしまいます。

しかし、自分でイラストの仕事を取るために営業もかけていました。

その中でコミュニケーションが苦手なりに、様々な試行錯誤をしていました。

今回はその中で僕が初心者におすすめする初対面で相手と信頼関係(ラポール)を形成するための方法を紹介します。

ラポールを形成するために必要なのは次の2つです。

  • 相手の名前を呼ぶ
  • 相手が大切にしていることを見つける

この二つを意識するだけで、劇的にコミュニケーションができるようになります。

そしてうまくコミュニケーションができると、仕事につなげることもできました。

皆さんもぜひ実践してみましょう。

ラポールを形成する方法

ラポールを形成する方法は以下の2つです。

  • 相手の名前を呼ぶ
  • 相手が大切にしていることを見つける

以下で詳しく説明します。

相手の名前を呼ぶ

しつこいぐらい相手の名前を呼びましょう

初心者のラポール形成=しつこく名前を呼びましょう。

相手の名前を呼ぶと自然と意識が自分の方に向きます

これはカクテルパーティー効果という現象を利用したテクニックです。

周囲の環境のうち、自分に必要な事柄だけを選択して聞き取ったり、見たりする脳の働き。 カクテルパーティーの騒音の中で、会話をする相手の声だけを判別できるような選別能力をいう。 

参考:コトバク

自分の名前は聞き覚えがあるので、呼ばれると意識してしまします。

またこれは人によって使い分ける必要がありません。

どんな人と話すときも使うことができます。

なので、コミュニケーションが苦手な人は、とりあえず名前を呼ぶとだけ意識するだけですぐに実践できます

名前を呼ぶだけで、一気に相手との距離を詰めることができるので、ぜひ試してみましょう。

相手が大切にしていることを見つける

距離を詰めたい相手の大切にしているものを見つけましょう。

初心者のラポール形成=相手が大切にしている価値観を探る

人は自分の価値観を理解してくれていると思った相手に心を開きます。

相手の容姿や好みのような表面的なことは誰でも聞けます。

しかし、人はそう簡単に赤の他人に自分の価値観をさらしたりしません。

なので、相手の価値観を意識して探るようにすると、相手との距離を詰めることができます。

僕が実践していた会話としては、

  1. 相手の最高の瞬間を聞く
  2. その最高の瞬間を写真に切り取ったとき、自分がどのように映っているかを聞きます。

例えばその写真の中心に自分がいるなら、自分が結果を出したい人なのかなと予測したりします。

コミュニケーションをとるときの人の意識は、大きく分けて2パターンあります。

  1. 意識が自分に向いている状態
  2. 意識が相手に向いている状態

1の意識が自分に向いている状態は、次に何を話そうか(自分がどうするか)を考えている状態です。

2の意識が相手に向いている状態は、相手が何を考えているのかに意識が向いている状態です。

コミュニケーションが苦手な人は、自分が何を話すかで頭がいっぱいになってしまいます。

それは会話を成立させることが目的になってしまうので、相手と深い関係を気づけません。

会話は成立しても記憶に残りません

相手の価値観は言葉の中に隠れています。

なので意識を相手に向けてないと感じることはできません。

最初は難しいですが、会話をどう組み立てるかではなく、相手の価値感がどこにあるのかを意識しましょう。

そうすると自然と意識が相手に向くので、より深い仲になれます

実践してみて分かったこと

僕はこの2つのことを実践の中で試行錯誤し、無意識的に実践できるようになっていきました。

そして無理なく相手との距離を詰めることができました。

ここでは、実際に僕が2つのテクニックを実践して、分かったことを紹介します。

名前を呼ぶと話の主導権を自分が握れる

名前を呼ぶようにすると話の主導権を自分が握ることができます。

名前を呼んで分かったこと=話の主導権を握れる

僕の会話のスタートは以下のような感じです。

「初めまして、(本名)です!」

(大体自分の名前を言うと相手も名乗ってくれる)

「僕のことは是非なべって呼んでください!(笑)」

「(相手の名前)さんのことは何て呼んだらよいですか?」



僕がリードしながら、お互いの呼び名を決めるようにします。

ここで会話の主導権を僕が握っているので相手の呼び名を好きに決めることができます。

自分たちで呼び名を決めると、秘密を共有しているような気分になります。

なので、一気に親密度が高くなります。

また固有の呼び方を決めることで、相手の注意をひきつけます。

さらに自分の意識も相手の方に向くので相手のことを忘れにくくなります。

能動的に聞き役になれる

 

相手の価値観を探ろうとすると、能動的に聞き役になれます

実践して分かったこと=能動的に聞き役になれる。

僕は緊張すると饒舌になってしまう癖があります。

なので自分が一方的に話してしまうことがあります。

しかし、相手の価値観を探るようにすると、自然とこちらから能動的に相手の価値観を探るための質問ができました。

相手の価値観を探ろうとすると自然と意識が相手に向きます。

なので、意識しなくても聞き手に回ることができます。

これは、話ができなくて聞き手に回るのではありません。

話の主導権握りながら、聞き手に回れます。

特にコミュニケーションが苦手な人は、会話で振り回されるとても疲れてしまいます。

なので自分が主導権を握ることができると、話を好きなタイミングで終わらせたり、膨らませたりできます。

まとめ

今回は、コミュニケーションが苦手な僕でもできた、ラポール形成術を紹介しました。

ラポールを形成するためにできるテクニックはたくさんあります。

しかしあれもこれもと欲張ると結局どれも生かせなくなってしまいます

まずはここで紹介した2つのことを実践してみましょう。

ではでは~

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