服のお洒落に疎いそこのあなた。
でもダサくは見られたくないそこのあなた。
服なんて身を守れたらそれでいい、選ぶのは億劫だし面倒くさい、
もしくはお洒落になりたくても、何を選んだら良いのか分からない、センスがないから難しい、
きっとこんなふうに思っている人は多いかと思います。
今日は、そんな、服装に悩めるあなたに、
センスがなくても大丈夫!誰でもお洒落にこなれて見える、
「ワントーンコーデ術」についてお伝えします。
ではまず、「ワントーンコーデ術」とはどんなコーディネート手法なのかについて説明します。
「ワントーンコーデ」とは、その名の通り、ワントーンでまとめたコーディネートのことを指します。
ワントーンとは、色のトーンが揃っている、ということになります。
例えば、「ブルー」と呼ばれる色でも、様々な種類があります。
濃いブルー、薄いブルー、緑がかったブルー、紫色に近いブルーなど…
単純に言えば、ワントーンコーデとは、これらの様々なブルーと呼ばれる色だけで
完成するコーディネートなのです。
これなら、お洒落に疎い人でも、色さえ識別できればすぐにでも実践することができますよね?
だって同じような色のものを合わせればいいだけなんですから。
この色と、この色は合うかな?とか、この色の服には何を合わせたらいいんだろう、とか
考える必要がないのです。
では、次に具体的にどのようにコーディネートを組んでいけば良いかについて説明します。
え、同じ色選ぶだけでしょ?
そう思ったそこのあなた、正解です。
ただし、注意点がいくつかあります。
ワントーンコーディネートの注意点
・全く同じ色だけで揃えない。
・服から小物まで、同じ素材だけで揃えない。
・別のトーンを使うなら1つまで、全体の5%までに抑える。
これらの注意点に沿って、コーディネートの組み方を考えていきましょう。
・全く同じ色だけで揃えない。
個人的には、全く同じ色の服や小物を見つけることの方が難しいとも思うのですが、
単純に「同じ色」と思って選ぶと陥りやすい失敗なので、説明しておきます。
ワントーンコーデは、あくまで「ワントーン」であって、「同じ色」ではないのです。
つまり、色に濃淡があったり、少しだけ違う色が混じっていたりする方が、良いのです。
良くわからない、という人は合わせるものを並べて見て、全く同じ色ではないことを確認してみてください。
あるいは、お店の人に聞いてみるのも良いでしょう。
「似ているけど、違う色」もしくは「同じ種類の色だけど、違う色」
これをキーワードに合わせてみましょう。
・服から小物まで、同じ素材だけで揃えない。
今度は色ではなく、素材の話です。
どういうことかと言うと、同じ色や似ている色をそろえても、素材は変えていきましょう、ということです。
前項で「全く同じ色だけで揃えない。」とお伝えしていますが、同じ色でも素材が違えば違う色、です。
そのため、ここは少し自由に選んでみましょう。
素材の違いが分からん、という人、少し例を挙げておきます。
ナイロン、コットン、デニム、ウール、コーデュロイ、ベロアなど…
これも困ったらお店の人に聞いてみましょう。(もしくは服のタグを見ると分かります。)
・別のトーンを使うなら1つまで、全体の5%までに抑える。
ここまで、あくまで頭の先からつま先まで、同じトーンで揃えることを「ワントーンコーデ術」
として推してきましたが、やっぱり全部揃えるのは難しいよ、という人もいるかもしれません。
そんな人は、この2点「1つだけ」と「全体の割合の5%まで」、に注意して例外的に
別のトーンを使ってみてください。
例えば、靴だけはワントーンで揃えられないという場合、
その靴に使われる色は1色だけ、(何色も使われているものは避ける。)
靴の存在感、面積はなるべく抑える、(ブーツならロングではなくショートなど。)
ということになります。
これさえ守れば、ベースのワントーンを台無しにすることなく、別のトーンを使うことができます。
さて、ここまでくればあなたはもう「ワントーンコーデ術」マスターです。
「ワントーンコーデ術」のメリットをまとめると、
・センスがなくても間違いのないコーディネートができる。
・服を選ぶときに悩まなくて済む。
・ぐっとお洒落にこなれて見える。
・今すぐ実践できる。
よく、お洒落がよく分からないという人が、モノクロコーデに落ち着くことがありますが、
この「ワントーンコーデ術」は、モノクロコーデよりずっとセンス良く、素敵に見えますし、
実は今年の流行でもあります。もちろん、その時の流行問わず、使える手法ではありますが。
それでは最後に、個人的に今年おすすめなワントーンコーデ術のベースに選びたい色を発表します。
No.1:ベージュ
No.2:ホワイト(ホワイト、白にも実は色んな種類がありますから。)
No.3:ブラウン
「ワントーンコーデ術」でもう服装に迷わない、今までよりちょっと素敵なあなたに。
応援しています。
ではでは~
コメントを残す