仮想通貨プロジェクトの中でも成長が期待できるベンチャーを中心に投資をしている「Capital DAO Protocol(キャピタルダオプロトコル)」という組織があります。
この組織はこれまで行われてきたベンチャーキャピタル(VC)における様々な問題点を解消することを目的に発足しています。
しかし、実際にどんな組織なのか具体的なところまで分からず、「怪しい」という噂だけ聞いたことがある方もいるでしょう。
そこで今回は、Capital DAO Protocolがどのような組織なのか、さらにCapital DAO Protocolが手掛けるCDSトークンは買った方が良いのかなども含めて解説していきます。
Capital DAO ProtocolやCDSトークンについて気になっている方は、ぜひご参考ください。
Capital DAO Protocolとは?
そもそもCapital DAO Protocolとは何かを解説していきます。
Capital DAO Protocolはベンチャーキャピタル(VC)という組織です。
VCは創業1年目~10年目以内のスタートアップ企業やベンチャー企業を中心に、投資を展開するファンドになります。
上場していない企業に対し、ただ資金を投じるだけでなく「ハンズオン」といった経営支援を実行し、企業自体の価値を向上させることも目的としています。
VCというと、銀行や証券会社、ノンバンクなどの金融機関を運営する会社が当てはまるでしょう。
また、商社や通信企業の関連会社が運営している場合や、独立系のVCも存在しています。
VCには出資者(LP投資家)が存在し、VCがLP投資家の代わりとなって投資・運営を手掛けます。
Capital DAO ProtocolではICOを実施しており、そこで集まったお金のほとんどを投資元本として運用していくことで、利益を分配していきます。
目的
VC自体の目的は先ほどもご紹介したように、企業の価値を向上させることです。
Capital DAO Protocolも企業価値がさらに高まるよう、投資運用を実践しています。
しかし、それだけがCapital DAO Protocolの目的ではありません。
さらにこれまでVCが抱えてきた問題点の解消にも努めているのです。
日本のVCが抱えてきた問題点はいくつかあります。
例えば日本にあるVCは金融業・証券業といった企業が運営母体となっているケースがほとんどであり、経営方針や資金などが運営母体によって統制されてしまうのが特徴の1つです。
運営母体による力が強いと、本当に投資した方が良い企業も見落としやすくなります。
さらに日本ではファンド形式のVCが少なかったり、投資先にも偏りが見られたりする場合があります。
このような問題点を解消するために作られているのが、Capital DAO Protocolです。
従来のVCはバージョン2.0と定義されていますが、Capital DAO Protocolがやり方を変えたことで新しいVCとして登場し、3.0と定義されています。
Capital DAO Protocolはなぜ注目されているのか?
VCは投資ファンドという性質上、あまり一般投資家には関係のないように思えるかもしれません。
しかし、Capital DAO Protocolの場合、一般投資家からも注目されている組織になります。
なぜCapital DAO Protocolは注目を集めているのでしょうか?
その理由を解説していきましょう。
プレ段階からトークンを用いてセールに参加できる
一般投資家が投資を行う場合、基本的には上場してから購入することになります。
株式でもシード段階から投資が行えるのは機関投資家やVCだけです。
しかし、仮想通貨市場となるとシード段階でもIDOプラットフォームでトークンを用いれば、一般投資家でも投資することができます。
IDOは第三者の中央管理者がいなくても、ブロックチェーンが自動的に管理を行う非中央集権取引所から仮想通貨の新規銘柄がリリースされることを指します。
Capital DAO Protocolも多分に漏れず、後に詳しくご紹介するトークンを利用してシード段階での投資が行えるのです。
一般投資家でも貴重な投資機会を得られることから注目を集めています。
コミュニティ主導なので方向性が多数決で決まる
Capital DAO Protocolは組織を構成する一人ひとりが自律的に運営しており、特定の管理者や主体を持っていません。
そのため、プロジェクトの方向性を決定する場合、コミュニティが主導して多数決で決められます。
一般的なDAOメーカーのプロジェクトでは、まず運営がプロジェクトを引っ張ってきてサイト上に掲載し、一般投資家の参加やトークンの購入など選択肢を作っていきます。
しかし、Capital DAO Protocolの場合、こうした投資対象もすべて組織を構成する人で多数決を取り、みんなで決めます。
運営側が一方的にプロジェクトを選ぶわけではない点は、他のIDOプラットフォームでは見られない特徴です。
こうした類のない部分も、注目を集める要因になっているのです。
プロジェクトのレポートが自由に読める
プロジェクトの内容を理解するために、運営側が用意した「デューデリジェンスレポーティング」を読むことになります。
このレポートを読むことで理解を深めた上でIDOに参加できるのですが、Capital DAO Protocolの場合一般投資家でもCapital DAO Tokenを保有すれば誰でも自由にレポートが読めます。
このようにVCが作成したレポートを読めるようにしているのは、IDO参加者のリテラシーを高めることが目的であり、「何でもかんでもプロジェクトに参加しよう」という考えを脱却させたいと考えているのです。
そもそも、一般投資家がVCの考え方に触れる機会は少なく、思考を読み解けることで自身の投資活動にも反映できます。
情報のアドバンテージが非常に大きく、より良いプロジェクトの提案・実施につながる可能性もあることから、Capital DAO Protocolではレポートを自由に読めるようにしています。
一般投資家でも投資先を提案できる
そもそも現在のIDOプラットフォームは、運営がプロジェクトをブッキングすることが普通であり、一般投資家が投資先のプロジェクトを選ぶようなことはありません。
しかし、Capital DAO Protocolなら一般投資家でも投資先のプロジェクトを提案できるようになっています。
提案できるのはトークンを一定以上保有している人に限られますが、ガバナンスボードへ提案し、一定数以上が賛成したプロジェクトへ今度はCapital DAO Protocolのチームがアプローチをかけていきます。
こちらも他のIDOではなかなか見られない特徴です。
プロジェクトを成功させるための体制を整えてくれる
Capital DAO Protocolではプロジェクトを成功させるための体制を整えるという魅力もあります。
プロジェクトを企画した側はIDOを通して資金を調達したいという考えがあります。
通常であればこの資金調達の面でサポートするのが一般的ですが、Capital DAO Protocolだとプロジェクト側へテスターやプロジェクトの成功に必要となる人員をコミュニティから獲得できるようになっています。
こうした取り組みにより、プロジェクトの成功率を高めているのです。
さらに必要に応じて広告やプロモーションを打つケースもあります。
Dualトークンモデル(トリプルトークンモデル)を採用している
Capital DAO ProtocolはDualトークンモデルを採用しています。
現在主流となっているのはダブルトークンモデルで、2つのトークンを発行するケースが多いです。
一方、Dualトークンモデルはトリプルトークンモデルとも呼ばれ、複数のトークンを発行する形になります。
トークンを複数発行することで、売り圧・買い圧を平均化させたり、これまでIDO参加券でしかなかったトークンに付加価値を与えたり、VCからの配当用にトークンを単体で用意したりできます。
Capital DAO Protocolのトークンは、現在以下の3種類が発行されています。
- Capital DAO Starter Token(Ticker:CDS)
- Capital DAO Token(Ticker:CPDT)
- Capital DAO Protocol Token(Ticker:CDP)
Dualトークンモデルを採用することで、無駄のないトークン発行が行えるようなりました。
調達した資金の使い道が明確になっている
これまでVCはブラックボックス化が目立っており、内部資金の内訳がどうなっているのか分かりませんでした。
こうしたブラックボックス化は詐欺の温床にもなり得る状況で、実際にプラットフォームを活用した詐欺行為が見られることもあります。
そこで市場をもっと健全化させ、誰でも手堅いIDOを選べれば良いという考えの元で立ち上がったのが、Capital DAO Protocolです。
Capital DAO Protocolはウォレットアドレスを公開しており、実際に資金が何に使われているかを明確化させました。
運営側の情報によると、資金の60%はファンドの運用資金、20%はシステム開発費、そして残りの20%は運営(マーケティング)費に利用されていることが分かっています。
なお、運用資金から得られた利益は、投資家たちへ70%配当される予定です。
このように従来のVCとは異なる点が多く、さらに一般投資家も参加しやすい環境を構築していることから多くの投資家から注目を集めています。
Capital DAO Protocolから発行されるトークン
上記でも少し触れましたが、Capital DAO Protocolではトークンを3種類発行しています。
3種類のトークンはすべて「ERC-20」規格です。
ERC-20はイーサリアムブロックチェーン上で構築され、昨日は主にスマートコントラクトで管理しています。
運営するのに人や組織を必要としないため、コミュニティ主導のCapital DAO Protocolとの相性も良いです。
3種類のうち「CDSトークン」は、保有することで多大な利益獲得につながる可能性が高いトークンとして話題を集めています。
ここからはCDSトークンの特徴や、なぜ多大な利益につながる可能性が高いのか、その理由を解説していきます。
CDSトークンの特徴
まず、CDSトークンはVCとIDOプラットフォームにおける利益配当を得られるトークンです。
現在IDOはVCなどの大口投資家によって価格操作も簡単に行える状況であり、一般投資家が参加しても価格の変動が激しく、うまく利益を狙うことができません。
CDSトークンはいわゆる投資信託のような存在であり、VCが代わりに投資を行い自分はその配当を受け取るだけなのでIDOで価格操作に悩む心配もなくなります。
CDSトークンはなぜ多大な利益につながると言えるのか?
いくらCDSトークンで利益配当を得られたとしても、なぜ多大な利益獲得につながるのか疑問に感じる方は多いかもしれません。
実は、VCによる利益配当があることが最大の要因となっています。
個人投資家から集めた資金を利用し、投資のプロが安定的な報酬を実現させるために運用します。
仮想通貨市場におけるVCは未上場の案件に投資することになり、株式以上に伸び率を期待できます。
VCということで内部的情報も確保していますし、何よりIDO案件では大株主となるため、より確実な利益につながっているのです。
なお、CDSトークンはローンチプールにステーキングするだけでもCPDTトークンが発生する仕組みになっています。
また、Dualトークンモデルによって売り圧が分散され相場が急落することを防げたり、資金の内訳が透明化されていてVCは不正を行えない状況にあったりすることで、安心してCDSトークンを保有できる理由になります。
CDSトークンはどうすれば購入できる?
一般投資家の1つ上のステージに行けるような効果が期待できるCDSトークンは、どうすれば購入できるのでしょう?
CDSトークンを購入するためにはプレセールに参加する必要があります。
プレセールは全4回を計画しており、以下の日程・価格・購入上限で行われます。
プレセール日程 トークン価格 最低購入価格 購入上限金額
2021年8月31日 0.01ドル 1ETH 100万ドル(約1億円)
2021年9月8日 0.01ドル 0.5ETH 900万ドル(約10億円)
2021年9月15日 0.012ドル 0.5ETH 800万ドル(約9億円)
2021年9月22日 0.018ドル 0.5ETH 200万ドル(約2億円)
既に1回目のプレセールは終了していますが、購入上限の100万ドル分をものの数分で売り切ったということから、注目度の高さが伺えます。
また、CDSトークンはユニスワップへ11月1日に上場する予定で、そのタイミングで購入したトークンも配布されます。
Capital DAO ProtocolとCDSトークンは今最も注目すべき案件!
今回はCapital DAO ProtocolとCDSトークンについてご紹介してきました。
Capital DAO Protocolは市場の健全化を目指しつつ、これまでのVCにおける問題点を解決することを目的としています。
一般投資家にも特別な投資機会が得られるようにしたり、VCの考え方が詳細に書かれたレポートが読めたり、一般投資家でもプロジェクトの投資提案ができたりするなど、従来のVCとは大きく異なる点が多いです。
こうした独自の魅力も持ちながら、さらに多くの一般投資家がVCを利用して利益配当が得られるよう発行しているCDSトークンにも注目すべきです。
今後もIDO案件を数多く実施する予定となっているため、資金調達も順調に進んでいくことでしょう。
ぜひ仮想通貨やトークン保有をお考えの方は、Capital DAO ProtocolやCDSトークンにも注目してみてください。
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